小祝さくら、パッティング時の悪癖とその対処法は? 生涯3億円突破は「まったく気にしてない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
仲良しの淺井咲希(左)とピース 小祝さくらは今週も好調そう(撮影:上山敬太)
<[ヨネックス]()カントリークラブ(新潟県)◇6435ヤード・パー72>
今年3月に2勝を挙げて以降、トップ5に5度入りながらも勝ち切れない小祝さくら。賞金ランキング1位の座は守っているものの、このあいだは「ショット、パットがうまくかみ合わない」という時間を過ごしてきた。だが特に懸案事項だったパットが「先週からいい感じで打てている」と上向きのなか、あすの開幕を迎えることができそうだ。
ここまで試行錯誤を続けてきたグリーン上。ようやく「先週からボールの見方を変えたり、打ち方もいろいろ練習して、意識が変わりました」と、その克服に向けつかめそうなきっかけがでてきた。意識しているのは、「顔でボールを追わないこと」という部分。インパクト後に。転がるボールを顔で追いかけようとするのが昔からのクセという小祝は今、「首の角度を変えないように気をつけています」という“意識”がストロークの安定につながるという手応えを感じ取る。
さらにショット練習でも、こんな工夫が。体の軸がぶれないよう、ヒザのあたりにペットボトルを挟んでスイングする練習を繰り返した。「これだけでも体の軸がずれていたことに気づくことがあるので」。微調整を施し、丸2カ月遠ざかった勝利を手繰り寄せたい。
とはいえ「優勝した今年の2試合はパターがすごい入ったわけでもない。パットの調子がよくても優勝できないこともある。不思議ですね」と、それが簡単なことではないことは本人が一番よくわかっている。今大会はプロ転向後に出場した2018、19年でともに予選落ち。「ここは3パットをしてしまうイメージ。苦手意識があります」という“鬼門”に挑む前に、不安が解消できた意味は大きい。
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