全米女子オープン開催コース 名門オリンピッククラブとは? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
はじめて全米女子オープンが開かれるオリンピッククラブってどんなコース?(提供:USGA)
<全米女子オープン 事前情報◇31日◇ザ・オリンピッククラブ・レイクコース(米カリフォルニア州)◇6457ヤード・パー71>
女子ゴルフの最高峰、「全米女子オープン」(6月3〜6日)は米カリフォルニア州サンフランシスコの名門、ザ・オリンピッククラブが舞台となる。
女子オープンの開催はもちろん初めて。太平洋とマーセッド湖を見下ろす風光明媚な丘陵地の難コースで、トップ女子選手らが世界一を懸ける戦いが待っている。
同コースの成り立ちは少しほかのコースと異なる。1860年、サンフランシスコ市内に“サンフランシスコ・オリンピッククラブ”が設立。このアスレチッククラブは米国内で最古ともいわれ、1924年のパリ五輪には、23人のオリンピアン(五輪出場選手)を輩出。メンバーの一人、ラルフ・ローズは砲丸投げで6つのメダルを獲得、水泳のJ・スコット・リアリーは米国人で初の100ヤードを60秒台で泳いだ選手として知られる。
そのクラブの一環としてゴルフも組み込まれ、市の中心から西に約15キロの場所にあった“レイクサイドGC”(18ホール)を購入した。その後その18ホールを元に24年にウィリー・ワトソン設計によるレイクコースの18ホール、さらにオーシャンコースの18ホール、クリフコース(パー3の9ホール)へと造設されている。それゆえにメインのクラブハウスは市の中心部、ユニオンスクエア近くに今も存在する。
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