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諸見里しのぶがコースセッティング担当で総合力が問われる ステップ復帰の19年女王に注目【ステップ・アップ・ツアー見どころ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

2021年のステップ・アップ・ツアー第5戦「ECCレディス」が26日(水)に開幕する。舞台は兵庫県の北六甲カントリー倶楽部 東コース。シーズンも中盤戦に入り、来季のレギュラーツアー出場権獲得の行方も気になってくるころ。そこで、同ツアーを放送するCSチャンネルのスカイAで16年からラウンド解説を行う下村樹美プロに見どころを聞いた!

優勝した岸部桃子より目立っている隣の選手は?【ステップ写真】

■賞金ランキングトップが1000万円をクリア 500万円以上に8人

20年と21年シーズンが統合となっているステップ・アップ・ツアーの長い戦いも折り返し地点を過ぎた。現在の賞金ランキングトップにはリ・ハナ(韓国)。「1000万円を超えて少し抜け出していますが、そのあとにも好調の選手が続いています」。2位の小野祐夢が約900万円。そして2戦前に優勝した川満陽香理が3位。4位の植竹希望と5位の石川怜奈はレギュラーツアー出場権を持つため不在だが、その下から追い上げる選手も好調だ。

「先週の大会でプレーオフに勝った岸部桃子選手もこれで500万円を超えましたし、そのプレーオフで敗れた竹山佳林選手はもう少しで700万円。これから高額賞金の大会もありますし、目が離せませんね」。岸部は決して大柄ではないが、リズムを大事にプレーする選手。メトロノームを練習に取り入れるなど、緊張感のなかでもリズムよくプレーできるのが強みだと下村。

「竹山選手も安定感がありますし、課題のグリーンがよくなれば、ここからさらに上に行くこともあると思います」。これで獲得賞金500万円を突破しているのが8人。同ランキングトップ2には来年のレギュラーツアー前半戦出場権が与えられるため、ここからもし烈な争いが展開される。

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