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稲見萌寧「元々テーラーメイドのパターが好き」好調要因はパッティング【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

パット力を上げ無双状態の稲見萌寧 まさに鬼に金棒?(撮影:米山聡明)

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 最終日◇23日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6486ヤード・パー72>

悪天候の影響で36ホール短縮競技となった大会は、トータル15アンダーまで伸ばした稲見萌寧が2位以下に6打差をつけ完勝。これで今季6勝目、2021年では12試合で5勝目となった。

稲見萌寧のクラブセッティングは?バッグの中をみせてもらいました

稲見は初日に1ラウンド(18ホール)のツアー歴代最多となる13バーディをマーク。さらに、この11アンダーでトーナメントコースレコードを塗り替えたうえ、12年の「サントリーレディス」でキム・ヒョージュ(韓国、当時アマチュア)が打ち立てたパー72の18ホール最少ストロークタイにも並んだ。まさに記録的なロケットスタートを決めた。

最終日も4バーディ・ノーボギーの「68」と安定感を発揮。「初日に貯金を作れたので心の余裕は大きかった。ノーボギーで上がりたい、と思って回り切った。よかった」とホールアウト後に笑顔を見せた。クラブに変更はなく、今年の5勝は安定のセッティングから生み出している。今季の活躍を支える点を聞くと、奥嶋誠昭コーチ、稲見ともに「パッティング」の向上を挙げる。

もともとアイアンショットは一級品。しかし、これまでのショットとパットに割く練習の比率が「9:1(でショット)」だったのであれば、今年は「8:2」とグリーン上への考え方も変わったという。さらに奥嶋コーチは「パターのモノ自体もいい」と話していたが、それが[テーラーメイド]()のパターが好き。いいイメージで打てるし、ピン型も好き」と話した。

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