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3度のスタート遅れ発表→中止までの経緯  待機選手が「密になってしまったのは反省点」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

中止決定後、井上奈都子競技委員長が経緯を説明した(撮影:米山聡明)

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 初日◇21日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6486ヤード・パー72>

悪天候によるコースコンディション不良のため、初日の中止が決まった。大会は明日22日(土)に第1ラウンド(R)、23日(日)の最終日に決勝ラウンドを実施。前週の「ほけんの窓口レディース」に続く36ホール短縮競技となった。

室内も浸水…会場はこんな状況でした【大会ライブフォト】

当初午前8時スタートの初日競技だったが、コースに降った強い雨を考慮し、中止に至るまでに3度スタート遅れが発表された。最初は午前7時20分に、2時間遅れとなる午前10時の競技開始が決定。その後は1時間刻みで、2度目(午前8時30分決定)が午前11時、3度目(午前10時決定)が午前12時のスタートと発表された。しかし警報も出され、総雨量103.5ミリが観測されたコースでのプレーは困難な状況に。最終的に午前11時26分に中止のアナウンスが行われた。

中止が決まった際の状況について日本女子プロゴルフ協会の井上奈都子競技委員長は、「12時スタートに変更した後、コースチェックをしたがバンカーが崩れていることなどを確認。雨も降り続け、修復作業ができなかったこともあり、さらに時間がかかるため(競技)キャンセルとなりました」と説明した。

早いスタートの選手は4〜5時間ほどクラブハウスやコース付近で待機することになったが、「申し訳ないが(スタート時間を)刻ませてもらった」と、当初はあくまでも54ホールでの競技成立を目指した。しかし、中止決定時には50名ほどの選手が待機状態に。「密になってしまった部分もある。そこは反省点。昼から少し雨が止む予報もあったので本来ならもう少し(延期して)引っ張ることができたけど、(密を考慮し)これ以上は無理となった」と、最終的に36ホール決着になることが決まった。

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