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全米プロの大本命は松山英樹の天敵、ジャスティン・トーマス【スギちゃんに聞く】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

2017年大会で死闘を演じたジャスティン・トーマスと松山英樹(撮影:GettyImages)

海外メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」がいよいよ現地時間の17日に開幕する。会場となるキアワ・アイランド・ゴルフリゾート オーシャンコース(サウスカロライナ州)は、2012年にも全米プロが開催され、そのときはローリー・マキロイ(北アイルランド)が2位に8打差をつけるトータル13アンダーで優勝している。丸山茂樹のキャディとして、同コースで行われた03年の「ワールドカップ」でバッグを担ぎ、今回はTV中継の現地リポーターを務める“スギちゃん”こと杉澤伸章氏に、全米プロの優勝予想をしてもらった。

松山英樹の2021年ドライバースイング【連続写真】

■12年はショット力No.1のマキロイが優勝

杉澤氏はティからグリーンまでのショット全体のスコアへの貢献度を表す『ストロークス・ゲインド・ティ・トゥ・グリーン』に注目する。「面白いと思ったのが、12年の『ストロークス・ゲインド・ティ・トゥ・グリーン』が年間通して最も高かったのがマキロイなんです。12年の全米プロはマキロイが勝っていて、ショット力がすごく勝負に出る。ピート・ダイの設計なので、グリーン周りやパッティングの技術は当然必要。でも強い海風が吹くとグリーンに行くまでに、みんな心が折れてしまうのです」。

12年の『ストロークス・ゲインド・ティ・トゥ・グリーン』を見てみると、1位のマキロイは全米プロ優勝、2位のタイガー・ウッズ(米国)は全米プロ11位タイ、3位のバッバ・ワトソン(米国)は全米プロ11位タイ、4位のジャスティン・ローズは全米プロ3位タイ、7位のアダム・スコット(オーストラリア)は11位タイと軒並み上位に入っている。

「『ストロークス・ゲインド・ティ・トゥ・グリーン』はグリーンに行くまでのショット力なので、必ずしも飛ばし屋という意味ではない。すごく飛んでラフからでも短い番手でグリーンに乗せてくるのか、そんなに飛ばないけどフェアウェイを絶対キープして長い番手で乗せてくるのか、どちらのタイプも入ってきます」

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