プロ入り17年目の上田桃子が国内メジャー初制覇へ 「いやー本当に勝ちたい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
上田桃子の心技体が戻ってきた!(撮影:鈴木祥)
<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前情報◇5日◇茨城GC東C(茨城県)◇6630ヤード・パー72>
前週の「パナソニックオープンレディース」でツアー16勝目を挙げた上田桃子だが、意外にもまだ国内メジャーでの優勝はない。開幕前に行われた今年の国内メジャー初戦の公式会見では、久しぶりに味わった美酒の味や、国内メジャーへの思いを語った。
「正直な気持ちはうれしいよりホッとしている」とは、2年ぶりの優勝について聞かれてのこと。「ここ数カ月、自分の持ち味であるショットの打点がイメージと全然違っていて悩んでいた」という。コーチの辻村明志氏によると「私、限界がきていますかね」と弱音を吐くほど、今年に入って気持ちが切れかけていた。
そこで辻村氏は、試合のなかった空き週を利用して、茨城でプチ合宿を敢行。ウェッジの距離感や、体や足をしっかり使ったスイングやストロークといった“基礎”に、改めて重点的に取り組んだことにより、上田の心の自信を取り戻すことに成功。2年ぶりの優勝につなげた。
「先週は打点もすごく良かったですし、自分のイメージに近いショットがたくさん打てた。本来のショットが打てないので勝つことが難しいと思っていたので、結果も出て、また頑張れるとホッとしている」と素直な気持ちを明かした。
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