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「頭が真っ白に…」 中島啓太を狂わせた和合 まさかの「+12」で予選落ち | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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Pos 選手名 Sco 1 浅地洋佑 -7 宋永漢 -7 高山忠洋 -7 片山晋呉 -7 宮本勝昌 -7 6 重永亜斗夢 -6 7 岩田寛 -5 金谷拓実 -5 9 森本雄 -4 R・ガンジー -4 順位の続きを見る

中島啓太が不覚の予選落ち確定

中島啓太が不覚の予選落ち確定(撮影:岩本芳弘)

中日クラウンズ 2日目◇1日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>

初日の11番、セカンドショットを打った瞬間に頭が真っ白になった。「わけがわからなかったです。どうしたらいいのか、ずっと考えていました」。4月の「東建ホームメイトカップ」での優勝争いから一転、トータル12オーバーで予選落ち確実の中島啓太に、何が起こっていたのだろう。

これが中島メモの中身

「準備不足は間違いない」。大会開幕前に、寝違えが原因で練習ラウンドを9ホールしか回れなかったことも大きかった。そして、決定的に流れを悪くしたのが初日の2ホール目。バーディ発進を決めたあとの11番パー4、ティショットでフェアウェイをヒットしたが、残り100ヤードのセカンドショットは、打った瞬間に手を放した。

「ピンが左で、キャディと右手前を広く使おうと話していたのに、真逆で。そこから頭が真っ白になりました」。2打目は左サイドのバンカーへ入り、3オン2パットのボギー。和合の狭いグリーンで求められるのはセーフティーなプレー。ショートサイドに外すとチャンスはない。頭では分かっていても、考えれば考えるほどはまらなくなる難コースは、初出場の選手に容赦なく洗礼を浴びせた。

コースの難しさは、開幕前に作り上げたメモが物語る。ナショナルチームコーチのガレス・ジョーンズ氏の教えで、カップが切られる位置から逆算して、ショットの“打っていける場所”と、“打ってはいけない場所”を書き込んできた。グリーン周りを真っ赤に塗りつぶした赤いマーカーが示すのは、“ダメな場所”だ。

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