黄金世代10人目の優勝者に急浮上 植竹希望を支える“83.7%” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 植竹希望 -6 2 堀琴音 -5 岩橋里衣 -5 S.ランクン -5 5 藤田さいき -4 全美貞 -4 山城奈々 -4 柏原明日架 -4 岩井千怜 -4 10 イ・ナリ -3 順位の続きを見る
切れ味鋭いショットが武器!植竹希望が単独首位発進(撮影:佐々木啓)
<パナソニックオープンレディース 初日◇30日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6638ヤード・パー72>
下部ツアーで活躍を続ける黄金世代が、レギュラーツアーで、その潜在能力を開花するか? 植竹希望が世代10人目の優勝者候補に、一気に名乗りをあげた。
「風があまり吹いてなかったのでしっかり伸ばそう」と意気込んで臨んだ前半に3つのバーディ。さらに「耐えよう」と考えていたバックナインでも4つのバーディを積み重ねた。最終ホールとなった9番は、3パットでこの日唯一となるボギーを喫してしまったが、ジュニア時代から大会で頻繁に訪れ「回り慣れていた」コースで、6アンダーの単独トップに立った。
この日のパーオン率は94.4%。18ホールで失敗したのは、わずかに1ホールというショットメーカーだ。ここは本人も、「1番でないと気が済まない。18個乗って合格という気持ちでいつもやっています。きょうも1つ外したけど(15番)、自分のミスなのでそれが許せない」と最大の武器と考える部分だ。QTランク48位で、レギュラーツアーはこれが12試合目だが、すでに1063万2100円を稼ぐ。来週の試合に行われる第1回リランキングで、大きく優先出場順位があがることは確実な状況だ。
下部ツアーにも今季5試合に出場するが、昨年8月の「rashink×RE SYU RYU/RKBレディース」で優勝。それ以外もすべてトップ10と、上で戦う準備はすでにできている。ちなみにこの5試合でのパーオン率は83.7302%。「距離とかは違うけど、これはかなり自信を持っていい数字だと思っています」。これが原動力になっている。
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