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片山晋呉がドライバーにだけ100グラムの“太重”グリップ 「空中にあるから別」の意味とは? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

片山晋呉が関西オープンで投入した寸胴の“太重”グリップ(撮影:米山聡明)

片山晋呉のドライバーが、なんだかちょっと変だ。他のクラブは白い普通のグリップなのに、ドライバーだけが黒い寸胴の太いグリップが入っている。

ドライバーとアイアンで太さがまったく違う!【写真】

実はこれ、エリートグリップの『GeRON TYPE N66』という長尺パター用のグリップ。通常のドライバーやアイアンのグリップは50グラム前後だが、このグリップは長尺パターでストロークしやすくするために100グラムもある。なぜ太くて重い長尺用のグリップをドライバーに採用したのか、片山に聞いてみた。

関西オープンから“太重”グリップを投入した片山。こんなに太いと手の感覚が生かせないのでは? 「ドライバーは空中にあるボールだから別って考えたんだよね。だから感覚が要らないという理論にしようかなと思っています(笑)。そういう捉え方をしたら面白いよね」。

これだけ聞くと意味がわからないが、片山が言いたいのは、ドライバーだけがティアップしてボールを打つように設計されている、ということ。他のクラブもティアップして打つことができるが、基本的に地面に上にあるボールを打つように設計されている。だから「ドライバーは別」なのだ。

ドライバー以外の地面から打つクラブは「何となくちょっと何かしたりするときがある。ドライバーにはそれがない」と片山はいう。コースの外でも常にゴルフのことを考えている男の言い回しはかなり独特なものがある。とはいえ、ドライバーとアイアンのスイングは同じと考えたほうが、シンプルなのではないだろうか。すると、「別物。今はゴルフがちょっと違う、と思うようにしている」という答えが返ってきた。

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