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今季9度同組の石川遼が金谷拓実を語る 「ひとことで言うなら日本のジョーダン・スピース」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

21年初戦でも予選ラウンドを共にした(撮影:米山聡明)

<関西オープンゴルフ選手権競技 事前情報◇20日◇有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース(兵庫県)◇7103ヤード・パー71>

金谷拓実は「東建ホームメイトカップ」の優勝で2020-21年シーズンの賞金ランキングトップに立ち、18日付の世界ランキングでは自身初めての100位以内となる76位にランクアップ。5月開催の海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」出場は濃厚で、そして7月開幕の東京五輪でも代表圏内に入ってきた。今シーズン6試合を消化した時点で、金谷と同組で一番多く回っている石川遼(9ラウンド)は、金谷のプレーをどう見ているのか。22日に開幕する関西オープンに先がけてGOLF Net TVのインタビューに答えた。

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「一緒に回っていて最高に楽しいです。やっぱり僕は大好きな選手です」と石川。続けて理由について聞くと、「プロアマ問わず、ゴルフを楽しんで知る人を見るのが僕は好き。プロであそこまでゴルフを楽しんでいる姿というのは、すごく微笑ましいし、見ていても幸せになれるという意味ですね」と石川は楽しそうに笑う。

金谷のプレースタイルにはメジャー覇者を重ねる。「ひとことで言うなら日本のジョーダン・スピースという感じがします。パッティングがクロスハンドというのもありますけ(笑)。ロングパットが非常に上手いし、ラフからのアイアンの距離感も上手い。ショットもストレートからフェードとドローを打ち分けるし、ジョーダンとの共通点が多い印象です」。

ジョーダン・スピースは21歳だった15年に「マスターズ」優勝を果たし、同年の「全米オープン」も制覇。17年には「全英オープン」も獲り、グランドスラムに王手をかけている。その全英オープンを最後に優勝から遠ざかっていたが、今年4月の「バレロ・テキサス・オープン」で復活優勝。米国男子ツアーでは飛ぶほうではないが、ショットの正確性とショートゲームの技術はとても高い。そして、スピースはパッティングでは順手ではなく、左手が下で右手が上のクロスハンドで握る。それは金谷も同じだ。

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