「松山選手のスイングを参考にしています」 木下稜介が21年初戦で単独首位発進! | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 木下稜介 -6 2 小林伸太郎 -5 阿久津未来也 -5 石坂友宏 -5 5 金谷拓実 -4 高山忠洋 -4 中島徹 -4 福永安伸 -4 9 大槻智春 -3 今平周吾 -3 順位の続きを見る
悲願の初優勝に向けて木下稜介が好スタート!(撮影:米山聡明)
<東建ホームメイトカップ 初日◇15日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード・パー71>
木下稜介が初日に6バーディ・ボギーなしの「65」をマークし、6アンダーで単独首位発進を決めた。「一番長いパーパットが1.5メートルくらいでした」と終始安定したプレーで18ホールを駆け抜け、「冬に取り組んできたスイング改造が間違ってなかったのかなと思って、今はホッとしています」と笑顔を見せた。
マッチョ感がすごい石川遼【東建ホームメイトカップ 大会写真】
木下は松山英樹や石川遼と同い年の29歳。昨年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では最終ホールのティまでトップに立ちながら、最後の最後にイーグルを奪った香妻陣一朗に逆転されて2位。まだツアー勝利はない。「プロ入りして勝てていないということは、スイングが悪いとか技術が足りない証拠」と、オフは奥嶋誠昭コーチのもとで、ショートゲームやスイング改造に取り組んだ。
「ドローヒッターなので試合になると、左に大きく曲がるミスが出る」という木下。修正ポイントは、「ダウンスイングでガーンと手を使わないように、腰をしっかり回して“運ぶ”という感じ」と表現する。ボギーなしのラウンドにスイング改造の手応えは十分だ。
実は木下が理想とする“運ぶ”スイングにはモデルがいる。「1月に(米国男子ツアーの)ソニー・オープンに出場したとき、練習ラウンドで松山選手と回って、アイアンの精度がすごかった。ラウンド中にスイングを撮らせてもらって、だいぶ参考にさせてもらっています」とマスターズを制したアイアンショットを理想としている。
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