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松山英樹のスイング変化 「トップが低くなってフェードコントロールが上手くいった」【タニタクに聞く】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

左は今年のマスターズ、右は昨年2月に谷口拓也が取材したときのもの 明らかにトップが低くなっている(撮影:岩本芳弘、GettyImages)

これまで33人の日本人が出場して、32人が跳ね返されてきたマスターズ。松山英樹はなぜ勝つことができたのか。日本に帰ってきたときには食事やゴルフに行く仲だという東北福祉大学の先輩、タニタクこと谷口拓也に松山のすごさについて語ってもらった。
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ローアマ獲得から10年 松山英樹のマスターズ物語【フォトギャラリー】

ヒデキはすごい快挙を成し遂げました。失礼な話かもしれませんが、現状でマスターズを獲れる日本人はヒデキしかいない。彼も言っていましたが、今後ほかの日本人にもチャンスが出てきたと思います。ヒデキ以外の日本人が次に勝つのは四半世紀か、もしかすると半世紀くらい先になるかもしれないですけどね。1934年に始まったマスターズの長い歴史のなかで、アジアで最初に勝ったのが日本人で松山英樹だった。本当にすごいことです。

やっぱり何かを変えようと思っていたのか、目澤(秀憲)コーチの存在は大きいと思います。昨年、GOLF Net TVでアメリカに飛んで取材したときに「コーチの存在はどういうもの?」という話をしていたんです。本人は「潰れてもいい感じでやる」と言っていました。

つまり、今のスイングを壊してでもスイング作りをやる覚悟があったということです。「本当にいい人がいれば(コーチを)つけたい」という話もしていた。それから数カ月経って目澤さんを選んだ。今年は新たなことに取り組むのにヒデキの練習量も増えていったと思うんです。

マスターズを見ていて、トップの位置が低くなったと思いました。クラブが飛球線よりも左を向くレイドオフになっている。これまでは左腕のポジションが右肩から顔寄りにあったのが、右肩と重なるくらい左腕が低くなっています。

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