「300ヤード飛ばなくても戦える」 ブライアン・ハーマンが2日連続の『69』で2位 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 J・ローズ -7 2 B・ハーマン -6 W・ザラトリス -6 4 J・スピース -5 M・リーシュマン -5 6 松山英樹 -4 キム・シウー -4 C・チャンプ -4 T・フィナウ -4 J・トーマス -4 順位の続きを見る
小柄なレフティ、ブライアン・ハーマン “左有利”のオーガスタで栄冠なるか(撮影:GettyImages)
<マスターズ 2日目◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7475ヤード・パー72>
3週間前にはまだ「マスターズ」の出場資格がなかったブライアン・ハーマン(米国)。3月に入り好調が続くと「ザ・プレーヤーズ選手権」で3位、「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」で5位に入り、世界ランキングは49位に浮上した。3月29日付けで50位内の選手が受ける招待を滑り込みで獲得し、自身3度目の出場を果たした。
2位で迎えた2日目は「オーガスタでリーダーボードの上に自分の名前があれば、誰だって緊張する。きょうはとてもナーバスだった」と34歳。
2番パー5でグリーン手前からのチップを30センチに寄せてバーディを奪い、「あれで落ち着いた」。後半は13番パー5でグリーンエッジから1メートルに寄せてバーディ、17番で6メートル、18番も5メートルを沈めて上がり2ホールで連続バーディと伸ばした。
身長170センチ。小柄なハーマンは飛ばない選手の代表と言われてきた。今季の米ツアーでは平均292.4ヤードで143位。キャリアで見ても、平均300ヤードを超えたことは一度もない。「それでも僕のゲームはショートゲームが平均値では戦えない」と昨年以降はアプローチ、パッティングを磨くことに集中してきた。「15年にマスターズ初出場のときはとても興奮して、もっと飛距離がいるからドライバーを変えたりとか、いろいろと準備をした。でも予選落ちだった。今は、自分もここで戦えている。300ヤード飛ばなくても戦える」と胸を張る。
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