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伏兵のウィル・ザラトリスが上位進出 1年前は下部ツアー転戦→全米OP6位、そしてマスターズ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 J・ローズ -7 2 B・ハーマン -6 W・ザラトリス -6 4 J・スピース -5 M・リーシュマン -5 6 松山英樹 -4 キム・シウー -4 C・チャンプ -4 T・フィナウ -4 J・トーマス -4 順位の続きを見る

初出場でオーガスタを制すか 新鋭ザラトリスの2日間に注目だ

初出場でオーガスタを制すか 新鋭ザラトリスの2日間に注目だ(撮影:GettyImages)

<マスターズ 2日目◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7475ヤード・パー72>

ツアー未勝利、昨年前半は下部ツアーを主戦場にしていたウィル・ザラトリス(米国)が4つスコアを伸ばし、トータル6アンダーの2位に浮上した。

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2018年にプロ転向。アーノルド・パーマーと同じウェイクフォレスト大出身の24歳だ。ジュニア時代は全米ジュニア制覇など実績も十分だが、昨年は下部のコーン・フェリーツアーにかろうじて出場を果たし1勝。賞金ランキング1位に入り、9月の「全米オープン」出場権を獲得すると、6位タイの好成績を収めた。この活躍で今季のテンポラリーメンバー(特別一時会員)となると、ここまでトップ10が5回。今回の活躍も決して驚くべきことではない。

とはいえ、「マスターズ」には今回が初出場。世界ランキングトップ50の資格で滑り込んだ大会で、怖い物知らずの活躍だ。そして、その活躍は、“感謝”の気持ちから来るという。「コロナがなければここにはいないと思う」と、人生の転機となった期間で、生まれ変わったと振り返る。

20年2月に行われた下部ツアーの「パナマ選手権」で90人中2人しか通過しない予選会を突破。その頃には、プロとして通用しないかもしれないという思いもあったというが、同大会の本戦で決勝に進出すると、コロナ禍で中断となった期間から再開後は、あれよあれよと好成績をたたき出し、プロの階段を駆け上がった。

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