タイトリスト『ボーケイ フォージド』ウェッジ、4月23日デビュー

日本人のためのボブ・ボーケイ渾身の一作、タイトリスト『VOKEY FORGED』(税込33,000円、4月23日発売)

アクシネットジャパンインクから新商品発売の連絡が届いた。

「[ボーケイ]()がその経験と知識を注ぎ込み完成させた、日本専用モデルの鍛造ウェッジです。フェースプロファイルやグラインドバリエーションを、日本のゴルフ環境に対して最適化。信頼のスコアリングパフォーマンスで、ベストスコアの達成に大きく貢献します」(同社広報)

■刃が丸くなり、開きやすく!

開発に辺り、ボブ・ボーケイ自ら日本のコース環境を入念にラウンドし、必要とされるアプローチや芝質・グリーン周りの環境などの詳細をチェック。中でも、バンカーからグリーン面までの“スカート”部分が欧米より広く、52°でアプローチする日本人が多い点にも納得したとか。そのため、今作では50・52°にも開ける『Mグラインド』の選択肢を増やしている。

「リーディングエッジを丸みのある形状にすることで、スクエアでもフェースを開いても使いやすい、自信を持って構えることができるフェースプロファイルに進化。ギャップウェッジ(48〜52°)は、ブレード長はそのままに2mm高くサイズアップすることで、アイアンとのつながりが向上しています」(同)

今回の顔の形状は、ボーケイ自身「『SM8』よりもネックからリーディングエッジにかけてのつながりが気に入っている」そう。また、スクエアに構えた時に刃が浮きづらく、開くとバンスを感じやすいフラット&ワイドな三日月形状のソール『Bグラインド』を58・60°に加えた。この辺りは前作を使用していた女子プロにも好評だとか。より汎用性の高い顔とソール形状で、中・上級者にも使いやすくなった。

■全ロフトがフォーワードCGに!

また、『SM8』と同様に、『ボーケイ フォージド』も浅重心(フォワードCG)になった。

タイトリスト独自のCO-FORGING(複合素材同時鍛造)製法でロフト・バウンス・グラインド毎に重心を最適化。浅重心設計(フォワードCG)をすべてのロフトに採用することで、スクエアインパクトに導きアプローチの安定性を高めます」(同)

『SM6』や『SM7』までは、トゥ上に肉盛りがされていた[ボーケイ]() フォージド』は『SM8』よりもわずかに浅重心で、素直な挙動で飛距離ロスが少なくなっている。

■3年がかりの『BV105』シャフト

また、『SM8』の時には間に合わなかった、軽量スチールシャフト『BV105』を初採用。通常、軽量ヘッド、軽量シャフトになるほどスピン量が落ちてしまうが、[ボーケイ]()自身が腐心して作った同シャフトは軽量でもウェッジのコントロールに優れ、この重量に最適なパフォーマンスを出すことに成功。

「『BV105』は、ボブ・[ボーケイ]()ウェッジのスコアリングパフォーマンスを最大限に引き出します」(同)

シャフトラインナップは『BV105』、『[Dynamic Gold]()』のスチール3種で、価格はいずれも1本税込33,000円。

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