アーメンコーナーは神頼み? いやいやマネジメントが大事です【安田祐香のオーガスタ“秘密メモ”】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
コースメモを見ながら徹底解説!(撮影:村上航)
いよいよ4月8日から海外メジャー初戦「マスターズ」が開幕する。舞台はもちろん今年もオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ。そんな球聖とよばれるボビー・ジョーンズと名設計家アリスター・マッケンジーが創り出したゴルファー憧れの18ホールを、日本人女性として初めてラウンドし、「私としては回りやすかった。好きなコースです」と話す安田祐香に、グリーンを中心に解説してもらった。今回は気まぐれな魔女が住むアーメンコーナーの3ホール(ヤーデージはマスターズの数字)。
■11番パー4(505ヤード)
アーメンコーナーの入り口は距離の長いパー4で、マスターズ18年大会の最難関ホール。左手前の池、右奥にバンカーと、グリーン周りに逃げ場があるとするならば右手前のみ。グリーンの傾斜もきつくパーをとるのも難しい。まさに神頼み、だ。ホール名はホワイト・ドッグウッド。
【ティショットのポイント】狙いは右サイド
ティショットの狙い目は「フェアウェイ右サイドがいいと思います」と安田。「右も林ですが、左の林がけっこう浅いです。グリーン左に池がありますが、私としては右からのほうが攻めやすい」。ただし、そう簡単にはいかない。「ティイングエリアに立つと結構狭く見えます。右を狙っていたのですが、打ちづらくて。体が止まってしまった気がします」と安田はひっかけたという。見た目からくるプレッシャーにも気を付けたいところだ。
【2打目のポイント】池とバンカーが守るグリーン 攻めるなら右から
セカンドショットは左手前の池と右奥のバンカーがぽっかり口をあけて選手たちを惑わせる。「私のときはピンも池に絡んでいなくて、ティショットのミスで左から打てたので池は消せました。ただ、逆に奥のバンカーが気になりましたね。ピンの手前5ヤードほどを狙いました」。当たり前の話だが、アプローチが難しくなるところに置かないことが大事だと続ける。「右手前からだと割と素直に打てると思います。寄せやすいと思います。外すならそのあたりがいい。グリーンに乗って右サイドならかなりいいのではないでしょうか」。
Follow @ssn_supersports