同世代には「少し遅れをとっている」 澁澤莉絵留がマイペースの上々発進(No.169757) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 小祝さくら -6 高橋彩華 -6 山下美夢有 -6 4 穴井詩 -5 5 上田桃子 -4 小楠梨紗 -4 比嘉真美子 -4 ユン・チェヨン -4 澁澤莉絵留 -4 ペ・ソンウ -4 順位の続きを見る
葛城で同世代との「遅れ」を一気に詰めるか?(撮影:鈴木祥)
<ヤマハレディースオープン葛城 初日◇1日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6564ヤード・パー72>
2年前のプロテストに合格したプラチナ世代の選手は4人。そのうちの1人、澁澤莉絵留が難攻不落の葛城で4アンダー・5位タイと好発進した。マイペースで一つずつバーディを積み重ねた。
午後組でスタートした直後の1番パー4で、6メートルを沈めて“おはようバーディ”。さらに5番でも1つスコアを伸ばすと、8番ではピンまで残り24ヤードのグリーンエッジからパターを一閃し、これを“バーディパット”にした。さらに後半もショットをしっかりピンに絡め1つ伸ばす。「かみ合ってくれました。最近はショット、パターともにあとひとつという感じだったけど、それをつかめた気がします」。プロ転向後ではレギュラーツアー自身最高位でのスタートとなった。
同世代の同期は、昨年3勝を挙げた古江彩佳のほか、同じテスト合格組の西村優菜、安田祐香、吉田優利といずれもレギュラーツアーで戦っている。一方、QTランキング85位の澁澤は下部のステップ・アップ・ツアーが主戦場。それもあって「少し遅れをとっている」という思いも隠さない。だが「昔からスロースターター。焦りを感じないように、やっています」と、歩調は崩さずに成長を続けている。
2021年の誓いとしてたてた言葉は、『駑馬十駕(どばじゅうが)』。「才能が乏しくとも、努力を続けることで、やがて才能のある者とも肩を並べることができる」という意味の四字熟語を、自分の姿に重ね合わせる。そして、まだ初日が終わったばかりだが、難関と呼ばれるコースで同世代の一番上に立った。
Follow @ssn_supersports