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亡き恩人に勝利を届ける 鈴木愛、急浮上の裏にENEOSへの思い(No.169310) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 サイ・ペイイン -11 2 イ・ミニョン -9 ペ・ソンウ -9 4 山内日菜子 -8 小祝さくら -8 高橋彩華 -8 淺井咲希 -8 8 金田久美子 -7 ぺ・ヒギョン -7 安田祐香 -7 順位の続きを見る

急浮上の裏には恩人への思いが

急浮上の裏には恩人への思いが(撮影:村上航)

Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 2日目◇20日◇鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島)◇6424ヤード・パー72>

そろそろ女王が目覚めそうだ。2017、19年の賞金女王・鈴木愛が5バーディ・1ボギーの「68」で回り、トータル6アンダーの暫定11位タイに浮上。「ようやくかみ合った」と、笑顔で1日を振り返った。

もう7年前…初々しい鈴木愛の初優勝

21年初戦から調子は悪くなかった。それでも結果が伴わない。「ダイキンではティショットがちょっとラフに入ったら木の後ろについたり、高知ではショットもそんなに悪くないけど」。もどかしさはあっても、焦りはなかった。「まだ3戦目ですし」と、いずれかみ合う時を待っていたが、ようやく納得のラウンドを迎えることができた。

昨年は開幕戦となった6月の「アース・モンダミンカップ」でプレーオフに進みながら渡邉彩香に競り負けると、その後は結果が出ずに苦しい時を過ごした。異例の長いシーズンで、3カ月の中断期間を挟んで臨んだ21年は、いまのところメンタルもフィジカルも感触は悪くない。それだけに、この日の内容と結果の合致には、充実感と喜びがにじんだ。

今大会は鈴木にとって、2018年に優勝していることはもちろん、別の意味でも思い入れの強い大会でもある。大会名にも入る主催社のひとつ、ENEOS株式会社を傘下に持つENEOSホールディングスの名誉顧問(当時)で、昨年12月に他界した渡文明氏への思いが強いからだ。

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