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『ロフトを1度変えて欲しい』 渋野日向子の“目には見えづらい”変化【記者の目】(No.169106) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

海外5大メジャー制覇に向けて、目にみえない部分でも大きく変化している渋野日向子(撮影:村上航)

<Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 事前情報◇18日◇鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島)◇6424ヤード・パー72>

2021年開幕を前に「自分を知ること」という目標を掲げた渋野日向子。その一端を、鹿児島高牧CCで見ることができた。

弾道測定器で丁寧に距離を測る渋野日向子

練習ラウンドを終えたあとのショット練習場。渋野の横には弾道測定機の『GC2』が置いてある。その画面に出る数値をチェックしながら、再びクラブを振り始める。データを駆使するやり方は、例えば「全英AIG女子オープン」を制した2019年などでは見ることはなかった。これは昨秋に導入し、今では“自分を知る”ためのアイテムとして活用している。

その目的について渋野は、「パターを除く13本の自分のキャリーを調べること。気温だったり、各地で距離が変わってくるので、毎週練習で使っています」と明かす。スイング改造やウェッジ4本体制など、将来の米国女子ツアー参戦も見据え、今年は大きな変化を伴うシーズンを送っている。感覚だけに頼るのではなく、自らのゴルフを“見える化”している。

昨年末に17年から指導を受けていた青木翔コーチから“卒業”し、「自分でやりたいことは自分でやってみる」と独り立ちした。その決意は、こんな話からもうかがえる。

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