今年も“風物詩”は開催ならず　マスターズのパー3コンテストが2年連続の中止に（No.168986） | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net｜GOLF情報

毎年和やかな雰囲気で行われるコンテストだが今年も中止に…（撮影：GettyImages）

今年の男子海外メジャー初戦「マスターズ」は4月8日に開幕する。制限付きながら観客を動員することが発表されていたが、開幕前日の午後に催される恒例の『パー3コンテスト』は中止となる。開催コースのオーガスタ・ナショナルGCが確認したと、米ゴルフチャンネルなど複数の米メディアが伝えている。

2年前のコンテストには日本の賞金女王も参戦！

新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年の大会は、11月に延期され、さらに無観客で開催。パー3コンテストも中止となった。今年は例年通り4月に行われ、1月には制限は設けるものの、パトロンをコースに迎え入れることを発表していた。しかしこの時には、パー3コンテストについては言及されていなかった。

このコンテストは開幕前日の午後に、大会が行われる18ホールに隣接するパー3の9ホールで行われ、毎年往年のレジェンドたちが参戦。15年にはタイガー・ウッズ（米国）の子供たちがキャディを務めて参戦するなど、トッププロの子供や夫人らがキャディを務め、華やかな風物詩となっていた。

同コンテストが中止になるのは、悪天候だった17年、そして昨年に続き3度目。なお前週に予定される「オーガスタ女子アマチュア選手権」と、開幕週の日曜日の『ドライブ、チップ＆パットコンテスト』は行われる。（武川玲子＝米国在住）