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渋野日向子のチャレンジする姿に感銘 「悔しがる表情もプロらしかった」【申ジエに聞く】(No.168464) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

19年最終戦での申ジエと渋野日向子(撮影:岩本芳弘)

世界で50勝以上挙げ、海外メジャーは2勝。米韓で賞金女王に輝き、世界ランキング1位となったこともある申ジエ(韓国)。2020年もわずか8試合の出場で2勝を挙げるなど今なおバリバリの実力者だが、その一方で、日本ツアーを愛し、常々「若手の壁になりたい。後輩達に多様な技術を見せるのも私の役目」と話すツアー全体の発展を願う選手でもある。そんなジエに、日本が誇る若手選手たちについて聞いてみた。

トップが低くなった! 渋野日向子の最新ドライバーショット【連続写真】

今回、ジエに聞いたのは渋野日向子のこと。渋野は21年初戦となった「ダイキンオーキッドレディス」では、2日目に「67」をマークして5位タイまで順位を上げたが、決勝ラウンドでは思うようにスコアを伸ばすことができず最終13位タイ。トップを低くして「左のミスをなくす」スイング改造に取り組んだり、ウェッジを4本入れて100ヤード以内を強化したりと、目に見える新しい変化があった。

「昨年は渋野さんと一緒に回れていないので、最近のプレーを間近では見ていないのですが」と断ったうえで、「(12月の)全米女子オープンでの彼女の優勝争いが印象に残っています。特にどんどんチャレンジしていく姿や、悔しがる表情もプロらしく見えたので、私はすごく感銘を受けました」と渋野についてジエは話す。

一昨年の「全英AIG女子オープン」優勝の快挙以来、渋野を取り巻く環境は一変した。ジエもそれを気にかけている。「渋野さんは日本中のみなさんから期待を寄せられているので、本人にはとてつもないプレッシャーがあるのではないかと想像しています。彼女がどういうふうに受け止めているかは、ひと言で簡単に表すことはできません」。

これだけ注目を集めるなかでも、昨年12月の「全米女子オープン」ではメジャー2勝目を十分に感じさせる活躍を見せ、新たな“渋野日向子”の可能性を示した。ジエも「私が見ている渋野さんは、自分のなかで答えを見つけ出す努力を惜しまない選手だと思います」と、将来に明るい期待をよせている。

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