ブライソン・デシャンンボーは時代の「寵児」【舩越園子コラム】(No.168302) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 B・デシャンボー -11 2 L・ウェストウッド -10 3 C・コナーズ -8 4 J・スピース -6 R・ワレンスキー -6 A・パットナム -6 7 C・ベゾイデンハウト -5 8 C・カーク -4 J・コクラック -4 10 K・ブラッドリー -3 順位の続きを見る
レジェンドからも愛されるデシャンボー 喜怒哀楽を出すスタイルは見ていてもおもしろい(撮影:GettyImages)
ブライソン・デシャンボーがアーノルド・パーマー招待を制し、勝者に授けられる赤いカーディガンを羽織った姿を眺めていたら、「寵児」という二文字が頭の中に浮かび上がった。
500ヤードオーバーのパー5で1オンにチャレンジのデシャンボー【写真】
最終日は4月に48歳になる英国人、リー・ウェストウッドと27歳のデシャンボーの一騎打ちの様相。年齢の差、パワーの差は、言うまでもなく歴然としていたが、それでも最後までどちらが勝つかわからない展開に持ち込んだことは、ウェストウッドの大善戦だったと言えるのだろう。
欧州ツアーの昨季ポイントレースで総合優勝したウェストウッドは、シニア入り目前の今でも「飛距離も熱意も失っていない」。
しかし、最終日は14番で3パットのボギーを喫し、16番は短いバーディパットを外して絶好のチャンスを自ら逃した。それは、スタミナ切れが招いた集中力と持久力の喪失によるものだったのかもしれない。
そして72ホール目のティショットがフェアウエイの真ん中の小さなディボットに転がり込んだことは、勝利の女神がデシャンボーを勝たせることに忙しすぎて、ウェストウッドには気が回らなかったからに違いない。
この日、デシャンボーには不思議な力が感じられた。彼を支えよう、勝たせようとする力が彼に集まってきていると感じた。
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