柏原明日架は『ガニ股ダウン』で鋭く回転! 「ボミさんのスイングを見て気づきました」【ゴルフの飛距離アップ】(No.167207) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
切り返しで左ヒザを開いてガニ股の形を作ると、インパクトにかけて左ヒザが伸びて振り抜きが良くなる
一般ゴルファーはドライバーで飛ばそうとすると、上体が左に突っ込んで振り抜きが悪くなるケースが多い。いわゆる“左のカベ”を作って、スイング軸を保たないとヘッドスピードは上がっていかない。以前は「左のカベをどう作ろうか悩んでいた」という柏原明日架に、軸がブレない下半身の使い方を聞いた。
「左のカベを作るために、力まかせに踏ん張ろうとしていた」と柏原は振り返る。実際、スイングに悩んでいた19年シーズンの前半は予選落ちが多く、思うような成績を挙げられなかった。それがシーズン途中から復調し、最終的には初優勝を含むシーズン2勝をマーク。賞金ランキングも11位と躍進した。きっかけはツアー通算21勝のイ・ボミ(韓国)と、同16勝のテレサ・ルー(台湾)のスイングだったという。
「イ・ボミさんやテレサ・ルーさんのスイングを見ていて、切り返しで一瞬左ヒザを開く動きに気づきました。そこからインパクトにかけて左ヒザが伸びて鋭く回転していく。これだ!と思いました」
切り返しで左ヒザを開いて“ガニ股”になる動きは、19年からスイング改造に取り組んでいる片山晋呉も、よく練習していた。左の骨盤を低くしながら左ヒザを先行させることで、上体が左に突っ込むことなく、その場で速く回転できるのだ。柏原も「左ヒザを開く動きを取り入れると、自然に左のカベができて、方向性がすごく良くなりました」と効果てきめんだった。
さらに左ヒザを開くポイントについて聞くと、「左ツマ先でしっかり地面を踏むこと」と教えてくれた。ドライバーが安定しない人は、柏原の『ガニ股ダウン』でブレないゴルファーを目指そう。
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