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米LPGAツアーコミッショナーのマイク・ワン氏が次期USGAのCEOへ(No.166871) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

USGAのCEOとなることが発表されたマイク・ワン氏(撮影:GettyImages)

今年中に米LPGAツアーのコミッショナー辞任を発表していたマイク・ワン氏が今夏、USGA(全米ゴルフ協会)への就任が同協会より正式発表された。現CEO(最高経営責任者)のマイク・デービス氏は昨年9月に「21年いっぱいでの退任」を発表していた。今後はワン氏への移行期間となる。

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マイク・ワン氏(56才)は2010年から米LPGAツアーのコミッショナーに就任、試合数が激減するなど危機に面していた同ツアーをV字回復、年間試合数は24から34大会、賞金総額も4150万ドル(約44億円)から今季は7650万ドル(約81億円)と史上最高額、米国内でのテレビ放映時間は年間で125時間から500時間超えと大きく成長した。だが、今年1月には「LPGAツアーはこれまでになく安定している。自分の果たす役割は終わった」とし、今年のいずれかかに後任にバトンを渡すとしていた。

一方のデービス氏は90年からUSGAの一員となり、16年にCEOに就任していた。退任後は「やりたかったコースデザインビジネスに専念したい」としコース設計家のトム・ファジオとともに“ファジオ&デービスゴルフデザイン”として活動する。

「マイク・ワンはゴルフ界だけだはなく、あらゆる場面ですばらしいリーダーとしての能力を発揮してきた」とUSGAのスチュー・フランシス氏。「ゴルフをとりまく環境の変化にもうなく対応して、今後のゴルフ界にとって大きな助けになるだろう」とコメントをした。

ワン氏の就任は今年半ばとされている。(武川玲子=米国在住)

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