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木下稜介、PGAツアー初参戦で感じたギアの課題。「ウェッジだけじゃなく、3I〜5Wも考えないと」

地面の硬さから、アプローチが通用しなかったと課題を口にした木下稜介(撮影:村上航)

ソニー・オープン・イン・ハワイ 最終日◇17日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

初参戦となったPGAツアー「ソニーオープン・イン・ハワイ」で、見事完走した木下稜介。68、68、69、69とビッグスコアはなかったものの、67位タイで終え、「アイアンは通用する」と収穫の多い参戦を振り返った。

「(一番感じた課題は?)やっぱりアプローチ、パター。アイアンはいけると思いました。ショットが付いてもパターが入らないとスコアを伸ばせないし、流れも中々つかめないので。その辺のレベルアップがもっと必要かな。グリーンを外したボギーが今日すごく多くて、アプローチももっとレベルアップしないとダメ。芝はやっぱり目が違うので、その辺の対応力もまだまだだなと思いました。

(芝への対応は?)慣れはもちろん、打ち方、バリエーションも必要。ウェッジの形状も考えていかないと。今週ソールの広いウェッジを持ってきたんですけど、下が硬いのでちょっと当たりすぎる。深いラフだと当たる分、抜けが良くなくて全部ショートだった。FWからのアプローチは跳ねちゃって全部オーバー。技術ももちろん足りないですが、ウェッジの種類も何種類か必要かなと」(木下稜介)

⇒初出場の木下稜介が驚いた米ツアーの“レベル”と“2組同時”ティショット

日本に戻って課題を解決したくても「難しいですね、日本でこれだけ下が硬い条件がないので」と話す。ただ「やっぱり似ているのは沖縄くらいかも」と、今後暖かい沖縄で一時的なキャンプを張ることを検討していた。また、課題はウェッジだけではないとも。

「3Iとか2Iとか、5W辺りのクラブ選択も考えないといけない。でも、一番はやっぱりウェッジですかね、想像以上に(地面が)硬かったんで。たぶん全英とかもっと硬いですよね。みんなめちゃくちゃ硬いって言うんですが、想像が全然できないんですよ。日本ではないので。全英にもいっぱいウェッジを持って行って対応しないと通用しないと思う。

あとはやっぱり、セッティングが全然日本とは違う。セカンドからグリーンのピンの見え方がバンカーのすぐ上に切ってあるように見えて。ピンからエッジも全然ないように見えるから、やっぱり微妙に力が入ってけっこうオーバーしたり、その辺のセッティングの違いもすごく感じましたね」(同)

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