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素晴らしいゴルフ人生を〜成人の日に思う〜【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】(No.165239) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

古江彩佳も新成人(撮影:岩本芳弘)

11日は、20歳を寿ぐ(ことほぐ)成人の日。多くの女子プロゴルファーが、全国各地でこの日を迎え、気持ちを新たにした。

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日本では法律上、大人として扱われる節目の記念日は、現在、1月の第2月曜日。高校卒業後、プロに転向した面々はすでに社会人として活躍している。たとえば、賞金の“稼ぎ頭”古江彩佳はすでにたった18試合で1億円以上の賞金を獲得しているし(生涯獲得賞金ツアー194位)西村優菜も約4796万円(同300位)でこれに続いている。20歳になったからといって大きく変わることはないのだろうが、それでも、振り袖姿で将来を見据えたプロが多い。

ウイルス感染拡大防止のため成人式そのものが中止や延期になった地域も多い。温暖な場所でのキャンプも計画しにくいため、地元でトレーニングと練習に明け暮れるプロがほとんどのようだ。

プロ入り後、すぐに活躍する女子プロが年々増える一方で、30歳前後でツアーを離れることを選ぶプロも増えている。ゴルフは息の長い生涯スポーツだといっても、長いあいだ第一線で戦い続けるのはたやすいことではない。子供の頃からゴルフ漬けだった生活を一新したい気持ちもわかる。個人の選択をとやかく言うつもりはない。それでも、10年後にもツアーでプレーしている選手が多いことを、そうでなくともゴルフを通した活動をしていてほしいと心から思う。

宮里藍、横峯さくららの世代の全盛時、こんな会話をした記憶がある。「彼女たちが30歳になった頃、何人がツアーに残っているのだろうか」と。宮里は、米ツアーで実績を残した後、32歳で現役引退して結婚し、ゴルフに関する仕事を続けている。対照的に「結婚したら引退する」と若い頃から言っていた横峯は、結婚後もプレーを続けている。現在、妊娠中で2月には出産予定だが、その後も復帰し、米国での優勝と日本での永久シード獲得を目指すという。ジュニア育成にも活動範囲を広げようとしている。

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