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タイトリスト、2020年のツアー使用率を発表。PGAツアーでどの部分が伸びたのか?

タイトリストが2020年もPGAツアー使用率を席巻!

アクシネットジャパンインクから2020年のツアー使用率に関するダレル・サーベイレポートが届いた。

「2020年は新型コロナウイルスの影響を受け、各ツアーで変則的なスケジュールとなりました。ダレル・サーベイ社およびスポーツ・マーケティング・サーベイ社のトーナメントデータに基づいたレポートでは、[タイトリスト]() ボールプレーヤーが優勝した数は114勝となりました」

■ボール市場は『プロV1/V1x』が変わらず席巻

年をまたぐPGAツアーでは、36試合開催された中で、23勝を記録。また、ヨーロピアンツアー(欧州男子)の2020年シーズンでも使用率74%を記録し、33試合中17勝を達成。また、LPGA(米国女子)ツアーでも使用率82%、こちらは18試合中15勝を達成し、メジャー4試合の全てで『プロV1/V1x』がウイニングボールとなった。

■PGAツアーのクラブ使用率も躍進

その使用率の高さはボールだけではない。ドライバー、FW、UT、アイアン型UT、アイアン、ウェッジ、パターと各カテゴリの使用率No.1を1試合で全制覇することを同社は「SWEEP」と呼ぶが、2019−2020PGAツアーで5試合「SWEEP」を達成。新シーズンでも既に2試合「SWEEP」を記録している。

また、既報のように『TSi』ドライバーが新シーズン12試合で使用率1位を獲得しちえる上、アイアンも躍進。2019—2020シーズンでも1位だったが、新シーズンになっても全試合でその地位を継続している。新シーズンは12試合中8試合で『T100』アイアンがモデル別使用率1位。2試合は『T100』と『620MB』が同率1位、残り2試合は『620MB』が1位だ。

ボーケイ使用率は過去最高を記録

また、元々ツアーを席巻していたウェッジカテゴリでも、『ボーケイSM8』が大きく躍進。1月の「ソニーオープン」で過去最高使用率の57%を記録するなど、数多くの契約フリー選手の使用も稼ぎ、2020年の平均使用率が52%という圧倒的な状況を生み出していた。

ただ、年末から年始にかけて、選手の契約更新が行われるのが通例である。これまで契約フリーで同社の『TSi3』ドライバーを使用していたトミー・フリートウッドが、テーラーメイドと契約した。が、契約を結ぶ選手がいれば、契約フリーとなる選手がいるのも同ツアーの通例。ボールに始まる高い使用率の大勢に影響はなさそうだ。

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