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爆発力は大きな魅力 初の女子高生プロ・西郷真央がショットメーカーたるゆえん【ルーキーたちの中間通信簿・西郷真央】(No.164495) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

アイアンショットと爆発力に高い評価

新型コロナウイルス感染拡大の影響により開幕戦から中止が相次ぎ、2020-21年の統合シーズンとなった国内女子ツアー。イレギュラーなスケジュールのなかで、歴代最高クラスと呼ばれた昨年のプロテストを勝ち上がったルーキーたちの戦い方はどうだったのか。一区切りのついたこのタイミングで、中間通信簿として、昨年まで同じ選手としてプレー、今年から解説者として彼女たちのプレーを見守ってきた大江香織が5段階で採点する。

西郷真央のドライバースイング【連続写真】

今回はアマチュア時代に日本女子アマを制している西郷真央。受験可能年齢が引き下げられたことで初の女子高生プロとなった。ファイナルQTで10位に入り出場資格をつかんだ2020年は、開幕戦から2試合連続トップ5のロケットスタート。その後は苦しい時期が続いたが、最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に出場するなど存在感を示した。そんな1年を大江はどのように評価するのか。

成績・・・★★★★☆
14試合に出て予選落ちが6回。波があったと言えなくもないですが、トップ5に2回入っているのは素晴らしい。これは成績としても素晴らしいことですし、いい位置で戦う経験ができたという点でもいいことだと思います。

爆発力・・・★★★★★
そこまで行けるということは安田祐香さん同様、爆発力があるということ。安定感はもう少し…、といったところですが、これはとても魅力的です。逆に言えば爆発できない人もいるということですから。ハマれば強いというのは持って生まれた力。そういう選手のほうが優勝する確率は必然的に高くなります。

アイアンショット・・・★★★★☆、グリーン周り・・・★★★☆☆
ゴルフを1つずつ紐解いて見ていくと、ショット、なかでもアイアンショットは切れ味がありますね。一方で課題として見えるのが、グリーン周りやパッティング。平均パット数(パーオンホール59位、1ラウンド当たり61位)、パーセーブ率(53位)とともに50位を下回ってしまっています。ルーキーに求めるものとしては基準が高くなってしまいますが、西郷さんのポテンシャルを考えればもっとできるはず。そこがもう少し高められたら予選突破も増えてくるでしょうし、安定感も出てくると思います。

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