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石川遼が見据える「30歳からが新たなスタート」 20年最終戦、さて今年変えたことは?(No.163331) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

トップに大きな変化 石川遼が2020年に取り組んだこと(撮影:ALBA)

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇2日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

昨年大会で劇的な優勝を果たし、歓喜の瞬間を迎えた東京よみうりに、石川遼が帰ってきた。大会2勝、好相性ともいえる地で、「初日を終えて優勝が狙える位置にいたい」と大会前日の会見で意気込みを語った。

トップはどう変わった? 2019年と比較するとこんなに違う【連続写真】

昨年、夏場に2連勝を果たし勢いに乗ったかに見えたその後は、自身の感覚で「終盤にうまくいかなくなって」と苦しい時間を過ごしたが、この最終戦の地で劇的な優勝を果たした。そして今年は、「いい内容で、できている」という好調を感じながら連覇を目指すことになる。

常に新しいスイングを模索する中で、いまの石川の課題は左に行かせないスイングづくり。今年の3月からは「はじめてつけた」という田中剛コーチとともに、コースマネジメント、スイングなど多方面で取り組みを進めてきた。思わぬコロナ禍に見舞われても、じっくりと目の前の課題に取り組んで一つひとつの試合に望み、いまは好調の波を感じながら2020年最終戦までたどりついた。

今年の9月で29歳となり、「30歳からが新たなスタートと思ってやっている」と見据えるのは、すでに来年以降。そんな中でスイングも変化を遂げている。「僕のスイングはアイアンベース。ドライバーのトップが深くなっていた傾向があった」という点をいまではコンパクトにまとめるようにしている。その結果、ドライバーを使わないホールもあるとはいえ、今年はフェアウェイキープ率がプロ転向後、最も高い数字を残している。

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