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“ザ・マッチ”第3弾は27日、フィル・ミケルソンら参戦で開催!(No.162797) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

今年5月のイベントでは2000万ドル集まった(撮影:GettyImages)

チャリティイベントの“ザ・マッチ”第3弾は米国のサンクスギビング(感謝祭)の翌日、27日に開催。これまではタイガーウッズ対フィル・ミケルソンの世紀の対決だったが、かねてからうわさのあった通り、今回は初のタイガー不在。変わってミケルソンは元NBAのスーパースター、チャールズ・バークレーとペアを組み、同じくNBA選手のステファン・カリー、元NFLのスーパースターのペイトン・マニング組と対決する。

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場所はアリゾナ州ツーソン郊外のストーンキャニオンGCで米東部時間の午後3時(現地時間午後1時)からで18ホールのマッチプレーで、各選手がそれぞれティオフ。第2打はチームメートのボールを互いに打つという。

元NBAフェニックス・サンズで活躍したバークレー(57歳)はゴルフ好きでも大いに知られているが、実はダウンスイングの途中でクラブが降りて来なくなる極度のスイングイップスに長いあいだ悩まされている。そのイップスを治すべく、元タイガーのスイングコーチでもあるハンク・ヘイニーがテレビ番組でプロジェクトを組んだほど。以前よりはずいぶんと改善されたが…、果たして元NBAのスーパースターが今はどんなスイングを披露するのかもファンにとっては大いに楽しみなところ。

一方、カリーは現役のNBA選手でありながらもゴルフの腕前も抜群で、PGA下部ツアー大会にも参戦するほど。マニングは第2弾のザ・マッチでタイガーとペアを組み、ミケルソン組に勝利した宿敵でもある。そのザ・マッチ第2弾は今年5月、コロナ禍からのツアー再開直前に行われ、全米で235万人が視聴と、これまでのチャリティイベントとしては最高の視聴率となり、2000万ドル(約21億円)をコロナ感染関連に寄贈した。

今回のマッチは黒人が多く通う大学、HBCUへの寄付となり、「チャンピオンズ・フォー・チェンジ」、未来を変えるためのマッチとなればと思いが込められた。(文・武川玲子=米国在住)

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