『国内の移動も1日がかり』、『食事は自室に1人』 試合中も“隔離”の昨年覇者・今平周吾の苦労(No.162362) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 重永亜斗夢 -6 2 岩田寛 -5 3 出水田大二郎 -4 稲森佑貴 -4 永野竜太郎 -4 C・キム -4 時松隆光 -4 池村寛世 -4 中西直人 -4 G・チャルングン -4 順位の続きを見る
ラウンド中にメニューを聞かれる賞金王(撮影:米山聡明)
<ダンロップフェニックス 初日◇19日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7027ヤード・パー71>
今平周吾がディフェンディングチャンピオンとして迎えた「[昨年覇者の今平周吾、“厳戒態勢”で参戦中【大会写真】]()
前週の「マスターズ」に出場したため、これまでなら帰国後14日間の自主隔離が必要で、今大会には出場できないはずだった。それが日本ゴルフ界初の『アスリートトラック』の適用で出場可能に。これは『アスリート用東京オリパラ準備トラック』の略で、東京五輪・パラリンピックに関わる選手等について、必要な防疫上の措置を講じた上で入国後14日間の自主隔離期間の大会参加を可能にするもの。今平は他の選手と違い、行動が大きく制限されるなかでの大会となっている。
開幕を迎えるまでの移動も過酷だった。17日(火)の午後3時30分に成田空港に下りた今平は、空港でPCR検査を実施。陰性確認後に自分の車で自宅まで移動した。空路が利用できないため、翌18日(水)の11時29分に新幹線で新横浜駅を出発し、午後4時9分に博多駅に到着。博多からは約300kmの道のりを、貸切ハイヤーを使って宮崎のフェニックスシーガイアリゾート内のコテージまで移動してきた。着いたのは午後8時30分。そして翌19日(木)、ぶっつけ本番で朝9時35分にスタートした。
時差ボケや移動の疲れがあり「前半はなかなか体がいうことをきかなかった」。インからスタートした今平は出だしの10番パー4でいきなりボギー。12番パー4でもボギーを打った。「チーピンを打ったことがない」と言っていた男が、ティショットでは左に曲がるミスを頻発。前半9ホールはバーディが獲れないまま2オーバーで折り返す。
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