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DJ、マスターズ優勝 王者のワザと意地とプライド【舩越園子コラム】(No.162029) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 D・ジョンソン -20 2 C・スミス -15 任成宰 -15 4 J・トーマス -12 5 D・フリッテリ -11 R・マキロイ -11 7 J・ラーム -10 B・ケプカ -10 C.T.パン -10 10 P・リード -9 順位の続きを見る

マスターズ恒例の“授与式” タイガー・ウッズ(右)からグリーン・ジャケットを受け取るダスティン・ジョンソン

マスターズ恒例の“授与式” タイガー・ウッズ(右)からグリーン・ジャケットを受け取るダスティン・ジョンソン(撮影:GettyImages)

ダスティン・ジョンソン(米国)が2位に4打差の単独首位で「マスターズ」最終日を迎えようとしていたとき、彼の勝利を確信していた人は、世界中にどのぐらいいたのだろうか。

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オーガスタナショナルでは予期せぬことが起こる。マスターズのサンデー・アフタヌーンに「4打差」は大差でも保証でもない。

それに加えて、ジョンソンはこれまでメジャー4大会の最終日を4度も首位で迎えながら、1度も勝利につなげたことがなかった。2016年の「全米オープン」を制し、メジャータイトルを1つ手に入れてはいたが、今年の「全米プロ」でも単独首位で最終日を迎えながらコリン・モリカワ(米国)に逆転勝利を許した。

さらに言えば、マスターズはジョンソンが「子どものころから優勝を夢見てきた」特別な大会。グリーンジャケットを羽織ることは、彼にとって何にも代えがたい夢の儀式だった。

もっと言えば、ジョンソンは絶好調で迎えた2017年マスターズの開幕前日に階段から転落して腰を強打。初日のスタート直前に棄権を申し出た悔しい出来事も経験した。

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