
無観客試合で響いた歓声 香妻陣一朗が“応援団”の前で勝ち取った初V(No.161960) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 香妻陣一朗 -8 2 木下稜介 -7 3 中島啓太 -6 4 C・キム -5 5 金谷拓実 -4 T・ペク -4 7 大槻智春 -3 岩田寛 -3 9 堀川未来夢 -2 10 片山晋呉 -1 順位の続きを見る
秋吉翔太、出水田大二郎ら応援団から、ペットボトルのウォーターシャワーを浴びる(撮影:鈴木祥)
<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇15日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>
無観客で行われた本大会。香妻陣一朗の2打目が最終ホールのグリーンに届くと、待ち構えていた“応援団”から大歓声が湧き上がった。
2年前、弟の応援で男子ツアー会場に姿を見せた香妻琴乃【写真】
18番パー5を迎えた時点で、首位とは1打差。「イーグルを狙いにいこうと思っていた」と勝負をかけた。緊張の中ドライバーで振り抜いたティショットはフェアウェイを捉えると、ピンまで残り230ヤード。風が強まるなか、5番アイアンで放ったセカンドショットは、着弾地点が見えなかった。「1ピンくらいについていればいいなと思った」ボールは、実際にグリーンに上がってみると、タップインできるほどの距離にピタリとついていた。これを沈めればトータル8アンダーで単独トップ。
グリーン脇には、幼い頃からともに腕を磨いてきた出水田大二郎や、同じ九州出身の秋吉翔太、普段から仲が良く自身のYouTubeにも登場する浅地洋佑らの姿が見えた。イーグルパットを沈めると、仲間たちに向けてガッツポーズ。「緊張しないくらいの近さだったので、もうちょっと遠かったら外していたかも」とはにかんだ。
この優勝で、21年の米ツアー「ソニーオープン・イン・ハワイ」への出場権も獲得。海外への切符も手にしたが、初優勝までは遠かった。
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