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我慢のゴルフを一気に好転 松山英樹の流れを変えた難易度1位ホールでのバーディ(No.161651) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 P・ケーシー -7 D・フリッテリ -7 3 J・トーマス -6 任成宰 -6 5 W・シンプソン -5 X・シャウフェレ -5 D・ジョンソン -5 J・ローズ -5 9 松山英樹 -4 L・ウーストハウゼン -4 順位の続きを見る
10番で夕暮れの2バーディへの流れを作った(撮影:GettyImages)
<マスターズ 2日目◇13日◇オーガスタナショナルGC(米国ジージア州)◇7475ヤード・パー72>
2日目も日没サスペンデッドとなった海外メジャーの「マスターズ」。日本の松山英樹もホールアウトできず3ホールを残したが、暫定ながら首位と1打差のトータル8アンダー・5位タイと好位置につけている。
この日4つ伸ばした松山だが、決して盤石の15ホールではなかった。2番でバーディを先行させながらも我慢の展開が続いた。2メートルを超すパーパットを残したピンチが2回、そして入れたい距離のバーディパットを外すこと2回。特に8番では1メートルもないバーディパットを決めることができず。どこで崩れてもおかしくない状況が続いていた。
そんな重たい雰囲気を吹き飛ばしたのが、折り返してすぐの10番だった。ティショットをフェアウェイの真ん中に置くと、ピンまで残り189ヤードの2打目をピン左手前2メートルにピタリ。このバーディで悪い流れを断ち切ると、次の11番で約2.7メートルのパーパットを沈めるなど要所を締めて15番までで2バーディ。一気にトップを射程圏に捉えた。
過去を振り返ってみれば、5位となった2015年の最終日も、7位に入った16年の最終日もともにこの10番でバーディを奪って流れを変えていた。15年はアーメンコーナーで3つ伸ばすなど後半に5つ伸ばして「66」を叩き出し、翌16年は2打差3位からスタートしながらダボなど前半で3つ落としながらも後半は2バーディでノーボギー。サンデーバックナインでの躍進は10番のバーディなしでは生まれなかった。
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