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マスターズ前週、松山、DJ、オルティスのいろいろな「いい流れ」【舩越園子コラム】(No.161201) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 C・オルティス -13 2 D・ジョンソン -11 松山英樹 -11 4 T・グーチ -9 5 S・ストレイカ -8 B・ケプカ -8 7 S・バーンズ -7 J・デイ -7 T・ハットン -7 M・ヒューズ -7 順位の続きを見る

松山英樹はいい流れでマスターズへ

松山英樹はいい流れでマスターズへ(撮影:GettyImages)

34ミリオン(約35億円)をかけて大改修されたテキサス州ヒューストンのメモリアルパークGCへ、57年ぶりに戦いの場を戻して開催されたヒューストン・オープン。素晴らしき舞台の上で展開された最終日の優勝争いは、見ごたえたっぷりでおもしろかった。

音にも注目! 松山英樹の1Wからアイアンまでスイング特集【動画】

2017年の夏以来、勝利から遠ざかっている松山英樹は久しぶりに優勝争いに絡んだが、優勝にはあと一歩、及ばなかった。前半で3つ伸ばした松山は、後半も12、13番で連続バーディを奪い、実質的に優勝が狙える位置へ浮上。さらなる連続バーディを決めた16番、17番は、ショットもパットも完璧で、ついに首位に並んだ。

18番のティショットもセカンドショットも、ほぼ完璧。だが、パーフェクトずくめの流れは、往々にして選手の気持ちを先走らせる。久しぶりの優勝争いは、選手の勝負の勘どころを微妙に狂わせる。松山の4メートルのバーディトライは、米TVの解説者が「アグレシッブすぎる」と声を上げたほどだった。このバーディチャンスをモノにできなかったことで、松山の3年ぶりの復活優勝のチャンスは遠のいてしまった。

とはいえ、ボギーなしの7バーディでコースレコードの「63」をマークした松山のこの日のプレーは見事だった。「前半からショットは良かったのでチャンスにつけられた」「(ティショットは)ミスの幅がすごく狭くなった」と、滅多に自分を褒めない松山が珍しく自画自賛。

ただ、彼自身の胸の中には、72ホール目のバーディパットを決められなかったことが何より強く残っていたのだろう。「(パットは)入らなかった。悪いストロークはしていないけど、足りなかったのかな」。

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