曲がらないティショットと「攻める気持ち」が生命線 西村優菜の初優勝クラブ【勝者のギア】(No.160796) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
ナショナルチーム時代から使うシャフトも初Vを後押し(撮影:村上航)
<樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇1日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6585ヤード・パー72>
スタート時は勝みなみと6打差があった。その打数を逆転してのツアー初優勝。昨年11月のプロテストに合格しルーキーイヤーに臨んでいる西村優菜が、後半の5バーディを含む8バーディ・1ボギーの「65」をマークし、トータル11アンダーで大逆転劇を演じた。
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9月の「女子プロ選手権」の反省が生きた。3日目に首位に立っていたが、「スコアを意識しすぎて守りに入ったのが反省材料」と、最終日に崩れて7位に終わった。今回は「攻める気持ちを忘れない」意識で臨み、サンデーバックナインで結局5バーディを奪った。
アマ時代からナショナルチームに所属し、実戦経験も豊富。ただ、プロ入りしてルーキーイヤーの今年、コロナ禍で様々な影響があった。アマ時代には「曲がったことがない」というティショットの不調にも苦しんだが、FWキープが生命線の西村は8月以降にコーチと修正した。
そのドライバーにささっているシャフトは、プロになる前から使用していた『スピーダー569エボリューションIII』。同社の担当者は「手元が適度にしなることでスイングの始動から安定感を感じられる点、インパクト付近のヘッドの加速でボールを強く弾き出せる点を気に入ってくれています。一定のテンポを保って規則正しいスイングする西村プロにとっては、スピードがありつつコントロール性の高いエボIIIは最適なシャフトと言えます」とコメント。「今後、エボIIIを進化させたエボVIIのテストをしてもらう予定です」とさらなる可能性を示唆した。
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