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バッバ・ワトソンが復調の兆し 「心の病」を告白(No.160532) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

「心の病」を告白したバッバ・ワトソン(撮影:GettyImages)

12、14年のマスターズチャンピオン(41歳)がZOZOチャンピオンシップで4位、その前週のCJカップでも7位と復調を見せている。6月のツアー再開以降は初戦のチャールズシュワブ・チャレンジは7位だったが、トラベラーズ選手権から3大会連続の予選落ち、最終戦のツアー選手権の出場も逃した。

年間2勝を挙げたバッバ・ワトソンの豪快ドライバーショット【連続写真】

最後の勝利は18年のトラベラーズ選手権、2年間勝利できず元世界ランキング2位、今年序盤には65位まで降下した。

1年半程前には体重が15キロ以上も激減し周囲を驚かせたが、「気持ちが不安で…頭の中はずっと雑音だらけ。もう心臓発作で死んでしまうのではないと思った」というほど、苦しい時期を過ごしていたことを告白、米ゴルフウィーク誌など複数のメディアが伝えている。

「色々なことが不安で…ゴルフのこと、家族のこと…飛行機に乗ることも怖くなり、人々に囲まれること、スポットライトを浴びること、今はコロナウイルスも心配でならない」という。セレブで居ることも大きなプレッシャーとなり、「メディアが何て書いているのか、ソーシャルメディアのことも気になって仕方なかった」と苦しい胸中を吐露した。そして多くの人に助けを求めた。ドクターにも掛かった。「なんとしてもこれを乗り越えたかった」とバッバ。そんな中でCBDオイルのハーブ剤がうまく作用した。呼吸専門のコーチをつけてトレーニングも行った。ようやく少し落ち着きを取り戻したという。

ワトソンは妻のアンジーと二人の養子を迎えて暮らしている。「彼らの助けは大きかった」と家族の支えに感謝したが、一方で「彼らのことを考えると余計に不安にもなった」と話す。

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