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ミラクルイーグル&米仕込みの寄せ技 畑岡奈紗が見せたメジャー制覇の可能性(No.159437) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 キム・セヨン -14 2 インビー・パーク -9 3 畑岡奈紗 -7 C・シガンダ -7 5 A・ノルドクビスト -4 6 B・ヘンダーソン -3 7 C・ハル -1 J・クプチョ -1 9 L・スティーブンソン 0 B・リンシコム 0 順位の続きを見る

畑岡奈紗は「64」の猛追も3位終戦

畑岡奈紗は「64」の猛追も3位終戦(撮影:GettyImages)

KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日◇11日◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇6577ヤード・パー70>

畑岡奈紗が圧巻のゴルフを見せた。目標の一つとして掲げるメジャー大会制覇が確実に近づいた「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」。大会最終日は1イーグル・4バーディの「64」。トータル7アンダーの3位タイで終戦した。

日本ナンバー1 畑岡奈紗のドライバースイング【連続写真】

首位との差は6打。「自分のゴルフ次第ではもしかしたら追いつけるのではないか」。期待を胸に攻めの姿勢を貫いた。結果はスタートホールから表れた。パー4のティショットをフェアウェイに置くと、ピンまで188ヤードのセカンドを5番アイアンで見事に沈めてイーグル。「入った瞬間は見えなかった」と振り返ったが、まさに、コース中を驚きに包んだ一撃だった。

その後も3番で1.5メートルにつけてバーディ。3ホールで3つスコアを伸ばして追撃態勢は最高潮に達したかに見えたが、風向きが変わったのは6番。グリーン右手前の難しいピン位置に対し2メートルにつけたが、これを沈めることができず。「難しいラインで打ち切れなくて。そこが決まってくれればもう少し流れが違っていたかな」。ここでパーに終わり、猛烈な逃げ切りを図るキム・セヨン(韓国)との差は縮まらなかった。

それでも9番のパー5で3.5メートルを沈めてバーディ。セヨンと4打差で折り返した。さらにギアを上げたいところだったが、10番パー4は一転ピンチ。ティショットを大きく右に曲げ深いラフ。グリーン左には池が待ち構え、畑岡がとった策は安全に右。グリーン脇まで運ぶと、そこからユーティリティを使った絶妙なアプローチ。ピンを一度は大きくオーバーしたが、傾斜を使って戻し50センチにつけパー。踏みとどまって奇跡の逆転劇に望みをつないだ。

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