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メジャーに臨む河本結に強い味方が合流 目澤秀憲コーチが確認したい“技術以外”のこと(No.158822) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

昨年のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップでは目澤氏が河本のキャディを務めた(撮影:鈴木祥)

米国で奮闘を続けている河本結が、現地時間の9日に開幕する海外メジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場する。ルーキーイヤーの河本は、ここまで米国女子ツアー11戦に出場して、予選通過が5回にベスト10が2回。英語も含めて慣れない環境に苦戦する様子がたびたび伝えられてきた。そんな河本に強い援軍がやってくる。今週からコーチの目澤秀憲氏が合流するのだ。ここまでの戦いやこれからの課題について目澤氏に話を聞いた。

ただいま成長中! 河本結のドライバーショット【連続写真】

「久しぶりに会えるから楽しみです」という目澤氏が最後に河本に会ったのは、6月下旬の国内女子ツアーの開幕戦、「アース・モンダミンカップ」の前。もう3カ月以上会っていないことになる。基本的には毎試合、電話などで連絡を取り合っていた。

その間、河本は7月に渡米して「LPGAドライブ・オン選手権」から2試合、その後すぐにスコットランドに渡って自身初となる海外女子メジャー「AIG女子オープン」を含む2試合、また米国に戻ってすぐ試合というタイトな日程をこなしてきた。「本人がここでは休んで、ここではトレーニングして、ここでは練習してというコツが掴めないことが多かったと思うんです」という目澤氏。その上で「自分が会って一番確かめたいことは、河本プロがいま目標としているところと、スタッツを含めた現状がどこまで合っているかです」。

具体的にはどういうことなのか。「自分にはどういうコースが合っていて、逆にどういうコースが苦手だったのか。どういう状況は得意で、どういう状況がダメだったのかとか。そういったことを細分化する作業がアメリカツアーでは必要だと思っています」。芝質、距離、気候などなど、一概にアメリカツアーといっても条件は日本以上に様々。そのなかで“成績を出せる”条件を見つけることも大事なことである。

コーチの役割は選手のスイングを作る、安定させるというイメージがあるが、目澤氏はまずここまで戦ってきた試合を分析し、現状を知ることが大事だと考えている。「予選落ちが続いたからって持っている技術が特別ダメかっていうとそんなこともない。打てる球種が多い選手ではあるから、そのなかで今週できることを何なのか探っていく作業が必要」と語る。

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