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一時は開催が危ぶまれたことも 4カ月遅れで「ショップライトLPGAクラシック」が開幕(No.158426) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

昨年はレクシー・トンプソンが優勝(撮影:GettyImages)

例年は6月の夏場に開催される「ショップライトLPGAクラシック」。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期、秋の開催となり、その様相も色々と変化した。

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出場人数は144名から120名に縮小されたが、3日間大会は4日間の72ホール決戦と延長された。開催コースのシービューGCがあるニュージャージー州が設けている規制で、本来は2日間に渡って行われるプロアマ戦は中止。その1日が大会になった。一方で賞金は、総額175万ドル(約1億8300万円)から130万ドル(1億3650万円)と減額された。理由はタイトルスポンサーの“ショップライト”が新型コロナウイルス感染拡大の影響で収益減となったこと。“ショップライト”とは米国の北東部を中心に展開する食料品を中心としたスーパーマーケットで、開催そのものも危ぶまれた時期もあった。

「例え減額されたとしてもこうして試合をプレーできることは我々選手にとってはすべて」とディフェンディングチャンピオンのレクシー・トンプソン(米国)。「パンデミックが始まったときには今年はもう1試合もプレーできないのではないかと不安だった。こうやって開催にこぎつけてくれたスポンサー、関係者の方々にほんとうに感謝したい」と話す。

大会は今年で32年目、開催コースのシービューホテル&ゴルフクラブ、ベイコースは開場1912年と歴史あるコース。設計は2014年に「全米女子オープン」の会場となったパインハーストNO.2が代表作の、名匠ドナルド・ロスとヒュー・ウィルソン。全長6300ヤードでコースはジャージーショアからの風を受ける[宮里藍]()さんが勝利、18年には横峯さくらが1打差の2位と日本勢にも好相性、一方で昨年はトンプソンが制したようロングヒッターが正確に飛ばせばもちろん有利だ。

渋野日向子は「このコースは飛ばし屋が有利という一方で飛ばせば良いというわけじゃない。しっかり勉強したい」と冷静に臨む。

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