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選手が口をそろえる優勝予想スコアは「20アンダー」 はたしてその根拠は?(No.158336) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

攻めのゴルフで女子オープンタイトルを目指す鈴木愛(撮影:佐々木啓)

<日本女子オープン 事前情報◇30日◇ザ・クラシックゴルフ倶楽部(福岡県)◇6761ヤード・パー72>

今年の女子ゴルファー日本一決定戦の優勝スコアについて聞くと、多くの選手が口をそろえて「20アンダー」と予想した。日本女子ツアー史上最長となるコースが舞台となる争いのどこに、伸ばしあいの要素を見出したのか?

まるで芸能人 この横顔、素敵です【大会フォト】

今年の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」を制し、“日本タイトル2冠”を狙う永峰咲希は、迷いなく「20アンダー行くか行かないというラインだと思います。毎日60台は必須」と目指すべきスコアを設定。そしてそのために「長いホールと短いホールの差がある。短いところは極端に短い。攻める場所と守る場所を意識することが必要」とメリハリをつけたマネジメントが求められると分析した。

こちらもやはり「20アンダー」と即答した昨季賞金女王の鈴木愛は、理由についてこう説明する。「フェアウェイは広いですし、セカンド地点、グリーン周りもラフがなくて、日本女子オープンらしくない。特にグリーンは外しても寄る印象。スコアは伸びると思いますね」。ここでいわれたラフの成長具合については、この夏のコース付近の雨量が影響している。7月に発生した九州豪雨のあとは一転、今度はコースがある地域が雨不足に陥ったことが大きい。

今回のコースセッティングのチーフディレクターを務める菅真知氏は、「一時は(雨不足の影響で)フェアウェイが茶色になる時期もあったけど、それは回復しました。ただラフは育たなかった」と、その苦労を話す。そしてこの結果、ラフの長さが大会規定の100mmに満たない場所も多く、まばらになってしまったというわけだ。

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