頭の中は“チャー・シュー・メン” 渋野日向子に大きな手応え「ショットは上出来!よくここまで戻ってきたな」(No.157769) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 M・リード -11 2 H・グリーン -10 3 A・ヤン -9 A・オルソン -9 5 G・ホール -8 C・ビュティエ -8 Y・ノー -8 G・ロペス -8 9 M・ジュタヌガーン -6 A・イン -6 順位の続きを見る
渋野日向子のショットにキレが戻った!最終日にも期待だ(写真はANAインスピレーションのもの)(撮影:GettyImages)
第1ラウンドの残り1ホール、さらに第2ラウンドをプレーした2日目の渋野日向子は、ドライバーショットをパワフルに振り切り「今年に入って一番のショットが良かった。よくここまで戻ったな」と笑顔。「69」をマークし、トータル4アンダーまで伸ばしたショット面は大満足の様子だった。ただ一方で「パッティングが入らない、ほんとにもったいない1日だった」と悔しさも滲ませた。
全英出場時の渋野日向子のドライバースイングを超スローで【動画】
早朝、前日日没で残った1ホールの18番をプレー。バンカーから3mにつけてパーセーブすると「あれで良い流れを保てた」とその後のプレーにつなげた。第2ラウンドに入ると、まずスタートの10番パー5で第3打を1.5mにつけてバーディ発進。次々にショットはピンに絡んだのだが、惜しいパットがなかなか入らない。11番で3m、12番で1.5m、14番は2mを外してパー。15番でようやく1.2mを沈めると、大きく息を吐いて笑みをこぼした。
しかしその後もグリーン上での苦戦は続く。17番で2mのチャンスを逃すなど、なかなか伸ばしきれなかった。それでも18番で、しっかりと2.5mのパーパットを沈めるなど要所は締めていった。後半に入ってもショットの好調ぶりは衰えを見せない。2番で1.2mにつけると、ここでバーディー。7番パー5では、ピンから10mの位置に2オンさせきっちりとスコアを伸ばした。
悔やまれるのは最終9番のパー4。グリーン前のラフに外すと「ちょっとぬかるんでいたけど、(ボールが)浮いていたので大丈夫かな」と打った第3打が“ちゃっくり”に。この日初めてのボギーで一歩後退した。
ここまで苦戦続きだったショットは、完全復調とも言える状態だ。その要因として「リズムの意識」を渋野は挙げる。「口には出さないけれど、心の中で“チャー・シュー・メン”と唱えながら、この36ホールを回っている」のだと言う。「それがマッチしてくれた。パットが入らずちょっとイライラする部分もあったけれど、ショットの調子が良いので悪循環にならなかった」と平常心を保つことができた。
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