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メジャーで大活躍 田辺ひかりはなぜ短く握る? アマには合うの?(No.157448) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

グリップを短く持つ田辺ひかり その効果は?(撮影:村上航)

デサントレディース東海クラシック 事前情報◇17日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(愛知県)◇6456ヤード・パー72>

先週の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で2位タイに入った田辺ひかりといえば、男子ツアー賞金王・今平周吾ばりにグリップを短く持つのが特徴だ。グリップをこぶし1つ分ほど余しており、「イオミックさんのロゴが隠れてしまいます(笑)」というほど。なぜ、この握り方をしているのか。

最新! 田辺ひかりのドライバースイング【連続写真】

ゴルフを始めたときから短く握っていたという田辺。ドライバーに限ったものではなく、全番手一律で短く持っている。これといった明確な理由はなく、「握りやすかった」と感覚的なものだ。これまで「長く持て」と言われたことは一度や二度ではないが、「どうしても変えたくない。一番大事にしている部分です。長く持つことを試したこともありますが、そもそも気持ちが嫌がっているからか結果もついてきません」と決意は固い。

だからといって、短く持つために何か工夫しているわけではなく、グリップを交換しているメーカー担当者も「特別なことはなにもしていないです」という。先の海外メジャー「AIG女子オープン」でメジャーでのキャリアハイとなる6位に入った上田桃子は、フェアウェイバンカーを避けるため握る位置で縦距離を調整していたが、田辺は「振り幅とクラブ選択で調整しています。抑えて打つのは好きなので」と握り方は変えずに調整している。

では、短く持つと何がいいのか。安田彩乃、濱田茉優らを指導するプロコーチの井上忠久氏は「芯に当たりやすくなりますよね」と説明する。「短く持つとミート率が上がりますが、そのぶん球は上がりづらくなるというデメリットもあります。」(井上)。短く持つことによってフェースローテーションは抑え気味となり、弾道は低くなりがちとあくまで一長一短だが、田辺にはこれが合っているのだろう。

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