隔離期間経て上田桃子が復帰 “妹弟子”小祝さくらの優勝も祝福「おだやかに見えて負けず嫌い」(No.156737) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
全英からの国内復帰戦 上田桃子が初メジャータイトル獲得に挑む(撮影:佐々木啓)
<日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 事前情報◇9日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6640ヤード・パー72>
8月に行われた海外女子メジャー「AIG女子オープン」(前全英AIG女子オープン)で自身大会最高位の6位と健闘した上田桃子が、今大会から国内復帰を果たす。帰国後の自主隔離期間を経ての復帰戦は、国内公式戦というビッグマッチ。メジャータイトル獲得に向けての決意や“妹弟子”への想いも語られた。
スコットランドのリンクスコースで、台風のごとく吹き荒れる強風に立ち向かいトップ10入りを果たしてから約2週間。帰国後の隔離期間は、自宅でできるトレーニングや素振りなどを行い過ごしたが、この生活にフラストレーションがたまることもなく、むしろ「いい時間でした。試合があると出たくなるけど、強制的に出られないくらいでちょうどよかったですね」とコンディションを戻すのにうってつけの時間となった。
そして8日(火)夜に宿泊する広島入りし、開幕前日の9日(水)に会場となるコースに出て18ホールを回り切った。「ラフが短いのと、グリーンはしっかりとスピードがあるという印象。コースを遮るものがないので、風次第でマネジメントは変わりそうですね」。時間があまり無いなかでコースをしっかりとチェックし、初日のラウンドに向かう。
全英期間中のことは「優勝争いをしている時のように、体より脳が疲れました。でもいい疲れでしたね。優勝争いをする時は調子がいい時なので、それよりも少しきつかったかも」と振り返る。そして復帰戦も瀬戸内海に面したリンクスが舞台とあって、「頭の使い方、マネジメントはすごく似ている。風への対策はここでも使えそうですし、アドバンテージになりますね」と有利さも感じ取ることができた。
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