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プレーオフ最終戦が開幕! “ハンディキャップ”って? FedExCupポイントランクの新システムをおさらい(No.156191) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

2020年「BMW選手権」プレーオフを制したジョン・ラーム(Photo by Keyur Khamar/PGA TOUR via Getty Images)

PGAツアーのプレーオフシリーズも、今週の「ツアー選手権」で幕を閉じる。FedExCupランキングの上位30名しか出場できないエリートフィールド。昨年からフォーマットが大きく変わり、“ハンディキャップ方式”が適用されて2年目となる。昨年はローリー・マキロイ(北アイルランド)がハンディキャップのストローク差を逆転し、ツアー選手権を制して年間王者に輝いた。では、この“ハンディキャップ方式”とはどのようなフォーマットなのだろうか。

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■FedExCupとは?
FedExCupとは、シーズンを通じて行われるポイントレース。最終的にこのポイントランキングに基づいてボーナスが与えられ、ランキングトップは年間王者として栄光を勝ち取る。これはシーズン終盤のプレーオフシリーズ3試合だけでなく、シーズン全試合を通じて優れたパフォーマンスを見せた選手を選出するもの。初年度の2007年はタイガー・ウッズ(米国)が頂点に立ち、その2年後も再び年間王者のタイトルを獲得。近年の年間王者は以下の通りだ。

2019年:ローリー・マキロイ
2018年:ジャスティン・ローズ
2017年:ジャスティン・トーマス
2016年:ローリー・マキロイ
2015年:ジョーダン・スピース

■今季のプレーオフシリーズ、ここまでの2戦は?
プレーオフ初戦の「ザ・ノーザン・トラスト」で、4日間30アンダーの圧巻優勝を決めたダスティン・ジョンソン(米国)。2戦目の「BMW選手権」ではトップで最終日を迎え、連覇に向けて快走。最終日はジョン・ラームが「64」で追い上げたが、ジョンソンが最終ホールで45フィートのバーディパットをねじ込みプレーオフに持ち込んだ。注目の一騎打ちは、ラームが66フィートを沈めてバーディを奪取。ジョンソンの連覇を阻み、2戦目を勝ち取った。

■プレーオフシリーズのしくみは?
レギュラーシーズンを終えてプレーオフ初戦に進めるのは、FedExCupランキングの上位125名のみ。初戦を終えた時点でのランキング上位70名が2戦目、2戦目を終えて上位30名が最終戦への出場権を獲得する。最終戦の「ツアー選手権」は、予選落ちなしの72ホールで行われる。

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