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片山晋呉「釣りに飛距離差はない」と、『Bone by Shingo』シャフトを開発!

Born by Shingoの『Bone by Shingo』。株式会社ヴァイスが手掛けています

昨年から多くのドライバーヘッド、シャフトを試し続ける片山晋呉。体格とパワーを補うため、若い頃から前例にとらわれないクラブの追求と、研ぎ澄まされた技術で飛ばし屋たちに対抗してきた。そんなレジェンドが新たなフェーズに入ったのか、自らの名を冠したシャフトを開発したのだとか。

既に開幕戦や春先でプロトとして使用実績のある黒いシャフトには『Bone by Shingo』の文字が。片山を直撃すると「PGAツアーで60グラム使っているのなら、自分は50グラム台のシャフトを使おうと思って、自分でシャフトを作ってみたんです。飛ぶシャフトをオーダーしたのですが、すごい飛びますよ。とにかくやさしいのにヘッドが暴れない。ボクのクラブ選びはアマチュアの方とも同じですから」。

と、数年前から友人のプロたちと盛り上がって温めてきた企画なのだとか。シャフトを開発した会社は東京都台東区にあるヴァイス(TEL:03-5806-7370)。担当者は「片山プロから釣り竿のようにしなり戻って飛ぶシャフトを作って欲しいと言われ、手元調子系でありながら、ヘッド側もしなるダブルキック的なシャフトにしています。この『Bone』には骨という意味や、飛距離を生む、スコアを生むという意味も込められています」。

「例えば、釣りは力があろうと無かろうと飛距離の差はそんなに出ませんよね? いかに手元を止めて先端を走らせるかだと思うんです。そんな動きに特化して、インパクトで手元のスピードを落とし先が走る、それでいてインパクトで当たり負けない。まさに道具が仕事をしてくれる、そんな飛ばしたいアマチュアのためのシャフトです。パワーが無くても飛距離は出ますから!」(片山晋呉

担当者によれば、現在販売に向けて準備中だそう。片山が追求するハイクオリティだけあって「価格は素材や製法上、少し高くなってしまうかもしれません」と話していた。

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