2019年の年間王者はローリー・マキロイ!『スパイダーX』で今季3勝目【WITB】
“年間王者”の称号と特大ボーナスは、今年はマキロイに!千両役者の手に収まりました(撮影:GettyImages)
<ツアー選手権 最終日◇25日◇イースト・レイクGC(ジョージア州)◇7346ヤード・パー70>
米国男子ツアーの最終戦「ツアー選手権」最終日。落雷のため順延となっていた第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、トータル18アンダーまで伸ばしたローリー・マキロイ(北アイルランド)が2位に4打差の大差をつけて優勝。フェデックスカップポイントレースの年間王者に輝いた。本大会出場者には、賞金の代わりにボーナスが支給。年間王者のマキロイには1500万ドルのビッグマネーが贈られる。
トータル14アンダーの2位にザンダー・シャウフェレ(米国)、トータル13アンダーの3位タイにジャスティン・トーマスとブルックス・ケプカ(ともに米国)。トータル9アンダーの5位にポール・ケーシー(イングランド)が入った。日本勢で出場の松山英樹はトータル5アンダーでパトリック・リードらとともに9位タイ。
今季のPGAツアーで、結局マキロイは3勝をはたした。ドライビングディスタンスは昨季の1位には及ばないものの、2位と、飛びは相変わらず。昨季と大きく違うのは、パッティングの安定。シーズンの早い段階から[スパイダー]()X』へ移行し、最後までブレることはなかった。昨季形状も含め様々なタイプをコロコロ替えた姿はなかった。
「3メートルくらいのパットは最初の50cmが特に重要で、ボールに順回転させることが重要。[ローリー・マキロイ]())
スタッツにも向上が現れている。10フィート(3.5m)以内は今季「88.75%」の36位タイだが、昨季は「88.02%」の64位だった。また、今季の「PUTTING AVERAGE」はジョーダン・スピースに次ぐ「1.701」で2位。昨季は「1.736」の12位だったが、大幅に向上させた。1R辺りの「平均パット数」も昨季は「28.46」の18位だったところ、今季は「28.38」の14位に。
⇒Mr.スパイダーが全て語った!『スパイダーX』がプロに選ばれる理由
元々ブレード愛用者のマキロイでもフェース開閉が出来るショートスラントネックに、大MOIでコロがりもいい同パターがハマった形。ちなみに、昨日は国内女子ツアーでも淺井咲希が『[スパイダー]()X』に救われる選手が続出している。
【ローリー・マキロイの年間王者ギア】
1W:テーラーメイドM5(9°、テンセイCK Proホワイト70TX)
3W:テーラーメイドM6(15°、テンセイCK Proホワイト80TX)
5W:テーラーメイドM5(19°、テンセイCK Proホワイト90TX)
4I:テーラーメイドP750
5I〜PW:[ライフル]()7.0)
A,S,LW:テーラーメイドMilled Grind(52,56,60°)
PT:テーラーメイドSpider X(カッパー/ホワイト/スモールスラント)
BALL:テーラーメイドTP5
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