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鈴木愛、9/6発売のレディースパター『G Le2 Echo』で4勝目。何たるPING孝行か【WITB】

“ピン”ク色が美しいレディースパターの新作『G Le2エコー』で4勝目!(撮影:岩本芳弘)

<ニトリレディス 最終日◇1日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6650ヤード・パー72>

国内女子ツアー「ニトリレディス」は鈴木愛がトータル11アンダーまで伸ばし、今季4勝目、ツアー通算13勝目を挙げた。その手には今週から投入したばかりの[PING]()孝行っぷりだった。

元来ピンタイプをエースパターとし、サブに使うマレットタイプよりも一回り大きく、本人もカンフル剤が思いの外効いて驚いている。ピンク色の見た目も「かわいいけど、ちょっとプロっぽくない。それに恥ずかしい(笑)」。それでも直感で“いい”と思ったパターを先入観なしに選んで結果につなげた。

「パターは入ってくれるものが一番。どんなものでもスコアが出るのがいい。元々フェースに食いつくパターはそこまで好きじゃないのですが、今はパターの感覚があまり良くなく、最近は右に出てしまうことが多いので、食いついてくれた方が合っている気がします」(鈴木愛)

PINGの担当者も「いつも使うパターのライ角は68度ですが、今回の『G Le2 Echo』は市販品とほぼ変わらない70度。これはアドレス時にボールとの距離感が遠くなっていたのでアップライト目にしました」と語る。ここ最近のパターの不調の原因をしっかりと見極め、ギア面からサポートした形。

過去からツアーでは、数百円で購入した中古パターで勝利をもぎ取るケースもあるし、池田勇太が今季“記念品”で飾るために購入したジャンボ尾崎90勝記念モデルのL字パターを実戦投入して勝利したケースもある。(PING契約時に大槻智春はレディースパター『G le』を使用していた)先入観なきトライアンドエラーで、入るパターを見抜く“目利き力”も、実力者たる所以だろう。

【鈴木愛の今季4勝目セッティング】
1W:PING G410 LST(10.5度)
PING ALTA JCB/S/45.5インチ)
3,5W:PING G410(14.5,17.5度)
UT:PING G400(22,26度)
6I〜PW:PING i210
A,SW:PING GLIDE 2.0(50,54,58度)
PT:PING G Le2エコー
BALL:タイトリスト Pro V1x

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