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スピース、トーマスが使う「60T」、ボーケイ『T-grind』は『L』 とどう違うのか

スピース、トーマスが好むボーケイの「60T」とは?(撮影:GettyImages)

PGAツアーで圧倒的な使用率1位を誇る、[▶ウェッジ恐怖症のアマが『ボーケイSM8』を体感、「バンス・イズ・フレンド」の考え方で全てが激変!]()

中でも、最も技巧派向けと呼べるのが、ソール幅が狭くてトゥとヒール、後方を大きく削った『SM8 L-grind』だが、ジョーダン・スピースジャスティン・トーマスはこれとは異なるツアーグラインド『60T』を使用する。過去にボブ・[ワークス]()』から購入可能になっているが、『L』と『T』では何がどう違うのか?

「Lグラインドとは異なり、このウェッジは広いバックフランジを備えているため、狭いバンス面に加えて、ユニークなプレー特性を生み出し、測定バンスを低くすることができます。このウェッジは、優れたリンクスウェッジとして独自の位置にあり、固い状況での浅い入射角に最適です」

『T』は『L』より刃に向かう前方のソールが狭く、ヒール、トゥ、トレーリングエッジの削りがよりアグレッシブなため、フェースを開いてもリーディングエッジがより地面の近くにくる形。自宅の床や、硬いアスファルト上でもボールだけを浅い入射で拾えるイメージだろうか。ローバンスを好むゴルファーの中でも、細かなタイプ分けについて同社はこう説明する。

「特にフェースを開くショットでリーディングエッジが地面と同じ高さに座るローバンスウェッジを探しているプレーヤーは、『ウェッジ[ワークス]() ローバンスK-grind』が好きです」

ちなみに、主なボーケイ使用者で、ロブウェッジのソール内訳としては下記。

■60T(バンス4度)
ジャスティン・トーマスジョーダン・スピースキャメロン・スミス、アン・ビョンフン

■60L(バンス4度)
ジミー・ウォーカーイム・ソンジェ、ラファ・カブレラベロ、JT・ポストン、ブライアン・ハーマンロバート・ストレブ

■60K(バンス6度)
ウェブ・シンプソンアダム・スコット、パットン・キジール

■60M(バンス8度)
チャールズ・ハウエルIIIラント・グリフィンチェッソン・ハドリー、グラハム・デレー、ジェイソン・コクラック

■60S(バンス10度)
チャーリー・ホフマンビル・ハース

■60K(バンス10度)
マックス・ホマ

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